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お薬手帳で医療費を削減
最近、病院にいったら「お薬手帳」を求められることが増えたと感じてはいませんか? 薬局などでもらうことができ、雑貨店などでオリジナルデザインのものが販売もされています。お薬手帳は、特に持病・アレルギーなどの疾患をお持ちの方はぜひとも持っておきたいものです。
そもそもお薬手帳とは?
そもそもお薬手帳はなんなのかというと、いつくらいに、どの医療機関を受診してどんな薬を処方してもらったのかの記録を張り付けることができる手帳です。急な体調不良などで病院に行くことになっても、病院側はアレルギーや服薬中のお薬の確認をこの手帳だけででき、患者も説明する手間が省けるようになります。自分が飲んでいる薬のチェックにも便利ですね。
一時期「お薬手帳をもっていないと薬代が高くなる」という噂がネットで流れていましたが、これは大きな間違いです。一定条件を満たしている場合、むしろお薬代が安くなるシステムが導入されたことが、誤解されて伝わってしまったようです。
特定のクリニック窓口、調剤薬局などで6か月以内に受診した場合に、薬代がお安くなります。健康保険利用で3割負担の場合は1回40円と、決して大きな割引額ではありませんが、チリも積もればやまとなりますので、持病などで度々通院する方にはありがたいシステムです。
お薬手帳は適切な薬剤の処方をしていただくためにも有効なものです。積極的に活用していきましょう。